神様の杖

死んじゃった人に

どんなに あやまりたかった事があっても

自分が生きてる限り 本当の懺悔になってないし

本当の 罰になってないように思ってしまう

死んじゃってんじゃ どうにもできないって

 

苦しみを与えたヤツも

のうのうと生きてる限り

「死んじゃったよ どうしてくれるんだ」と叫んでも

なんの仕返しにもなってないようにも思う

 

あーでも それは必ずや 神様が

その時が来たら

どんな者にも 漏らすことなく

ゆっくりと そして突然に

罰という 杖を振るだろう

 

そして どんな人も

その底しれない 大きな谷間のような

深いかなしみから 顔を覗かせて

灯が 見えたらいい

それは 自分から 手を伸ばして見上げること

少しづつ ゆっくり

そして 空も見上げられたらいい

 

 

 

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